メニエール病とは耳の病気|早めの治療が大切

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内耳の構造と病気

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解剖と役割

耳は外側から外耳・中耳と内耳からできていて、内耳は音を聞くためのカタツムリのような形の蝸牛と、身体のバランスを保つための前庭と三半規管から構成されています。それぞれの器官内にはリンパ液が入っていて、音による振動や頭の動きによって生まれるリンパ液や前庭にある耳石といわれる粒子の動きを有毛細胞という特殊な細胞が感知して神経を介し信号を脳に送ります。このことによって、音が聞こえたり身体のバランスが保たれています。内耳の代表的な病気として知られているメニエール病は、20才から50才代に始まる突然激しく頻繁におこる嘔吐も伴うことがあるめまい・耳鳴り・急性の難聴を主な症状とする病気です。ストレス・過労・他の病気・気圧の変化・特定の食品や過激なダイエットで、症状の頻度が増えることがあります。

病気の原因

一般に考えられているメニエール病の原因は、内耳のリンパ液が多く生産されすぎたり閉塞などがあって排出が良くないために異常にたまることです。この状態を内リンパ水腫といいます。このリンパ液の蓄積が内耳の圧力を高めるため、有毛細胞などが壊れ脳に正常な聴覚とバランスの信号を送れなくなると考えられています。内耳の圧力の上昇で血液の流れが悪くなることも、病気の原因に関係していると考えられます。それはメニエール病に脳血管の虚血が原因でおこる偏頭痛がいっしょにおこることがあるからです。メニエール病が自己免疫性の甲状腺疾患やアレルギー性疾患などの免疫病に合併することがあることから、免疫学的な仕組みが関与すると考える研究者もいます。

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